HIGE DE BOIN

堂本剛ファンブログ

堂本剛のヘッドホン

年末年始休暇中、友人と会う機会が何度かありました。

友人たちとの会話は侘しい日常の話よりも趣味の話がメインになりがちで、私が堂本剛ファンであるため、剛くんの話題もよく出ます。そこで何度か聞かれたのが、剛くんがしているヘッドホンについて。やっぱりTVの効果は凄い。

去年の年末の音楽特番や年末年始のKinKiのコンサートで、剛くんはヘッドホンを付けてパフォーマンスを行っていました。9月~10月に行ったイベント『小喜利の私』の時から剛くんは「ヘッドホンなどを探して歌う環境を調整している」と話しており、色々と試した結果今回のスタイルになったようです。

剛くんがしていたのはこちらのヘッドホン。 


BOSEのサイトを見ると、ノイズキャンリング機能(外部のノイズを逆位相の信号で打ち消す機能)で周囲の騒音を低減し、耳に届くオーディオのサウンドをクリアにしているとのこと。さまざまな場所で音楽を聴いたり集中して作業をするのに適しているそうです。

リンク:BOSE公式サイト

剛くんは、左耳には綿を詰め耳栓もして音をカット。右耳からこのヘッドホンを通したクリアな音を聞いて歌っているとのこと。

ツイッターのレポによると、12月31日のカウントダウンコンサートでみんなで中継画面を見ていた時に、剛くんがセリ舞台が上昇しているのに気付かず歩いていて足を乗せてしまい、フラついたところを傍にいた後輩*1が庇うという場面もあったようです。うう危ない…。それくらい音だけに集中できる環境を、ノイズキャンセリング機能を使い作っているのだろうと思います。 

耳を覆うというのは剛くんにとって心理的効果もあるようです。12月30日のラジオ『堂本 剛とFashion & Music Book』で今の髪形に触れ、「髪で蓋ができる」「日常生活が楽」「短髪にしたら耳が全開になっちゃうし…」というようなことを言っていましたし、10月29日のドリフェスではさらに左耳を帽子で覆っていましたし。

 

剛くんがどう音に集中していたかは、12月17日のKinKiコン2日目の開演前の取材で語られています。

「僕は今、(左耳では)真ん中の音が重症で聞こえてなくて、下の音があんまり聞こえてません。上の音は正常で聞こえているのが左耳の状態。鼓膜の一番近くに綿を詰めて、20デシベル音圧を下げる耳栓をして左耳は音をカット。ヘッドホンをして、右耳だけで歌っています。そういう状況をとらないと頭の中で音がフワーってハウリングしちゃうんですよ。自分の声も、歌っていても頭蓋骨でビービービービー響くので、聞いている音がかき消されていく状況がでてくる」

リンク:【芸能】堂本剛が明かした突発性難聴との闘い 突然「強烈な頭痛、高音ガンガン響き…」/オピニオンD/オピニオンD/デイリースポーツ online

 

そうした対策を行っても負担は大きいようで、初日をこう振り返っていました。

約3時間のステージは「すごく孤独」だったという。剛は16日の初日公演を終えた翌17日、「結構、疲れますね。片方(の耳)をかばっている感じになる。しんどかったですね。終わってから耳鳴りがすごかった。今は落ち着いてます」と説明。

 

率直に語られる現状は重く、東京2DAYS直後に読んだ時は、剛くんはこんな思いでステージに立っていたのかと茫然としましたが、読めてよかった。本当によかった。記事を書いたのはデイリースポーツの上野明彦さん。ありがとうございました。

 

最後はいつものように力強く〆ていました。

「暗くは受け止めてないんですよ。現実的に生きているのでね。ジャニーズは夢を与える世界だったりはしますけど、現実的にしか生きてきてなかったので、今までも。『この耳はきっと治るんだ』というマインドよりも、今の自分の現状がこうだから、だったらどうすれば、良質な音楽を届けられるか、歌うことができるかに集中して治療した」

(中略)

「来年どうなるか自分もわからないけど、音楽はあきらめず、やります。光一君が許してくれる限りKinKi Kidsをアップデートしながらやっていけるような気がしますよね」

 

www.daily.co.jp

*1:ふぉ~ゆ~の越岡くん。ありがとう!ありがとう…!!!