HIGE DE BOIN

堂本剛ファンブログ

【レポ】ENDRECHERI LIVE@5/16大阪Zepp①<音楽と全体>

5月16日(水)ENDRECHERIライブに行きました。
2日目@大阪Zeepダイバーシティです。

たくさん踊ってレスポンスの声出して笑って、とても楽しいライブでした。

「あースッキリ満足!」というより、「えーっと…上手く言えないからもう一回聞きたい」となる。どんどん感想が変わる。それは今まで剛くんのステージを見てきて何度も感じた感覚で、そうだ、このステージにいるのは剛くんなんだ、剛くんってこうだった。特に、今の剛くんにはいろんな要素があって、なかなか感想がまとまらないのですが、できるだけライブ中を思い出して書きました。

聞き違え見間違え勘違い等、実際と違う部分があるかと思います。不正確さをノリと勢いで押し切ろうと思います。どうか、こんな雰囲気だった程度にお読みください。

 

ネタバレです。

目次→①音楽と全体、②MC、③おまけ(予定)

 

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(メンバー)敬称略、★は初参加

・Vo/Ba/Gt:堂本剛
・Vo:sankaku

・Gt:竹内朋康、小林"Bobsan"直一
・Ba:鈴木渉
・Dr:山崎悠平★
Perc:スティーヴ エトウ
・Key:十川ともじ、小林岳五郎★
・Horn:かわ島崇文(Sax)、真砂陽地(Tp)★、SASUKE(Tb)
・Chor:平岡恵子Tiger、稲泉りん

・MC:MR.WHO

 

(OP)

・Cブロ!きゃああ!ちちち近いぃぃ!!
・開演前のSEはいかにも剛なカッティング。24ちゃんねるのOPっぽい感じ。
・注意事項のアナウンスはsankaku。路傍のテキ屋から写真を買ったり携帯の電源を切らなかったり勝手にステージに上がったりするとしばき倒しますとのこと。かわいい。
・定刻ちょい前から「ケリー!(クラップ×2)」コール。会場のボルテージががんがん上がっていきます。
・たぶんほぼ定刻スタート。客電が落ちてインスト『END RE CHERI』。薄幕にOPムービーが流れます。サイケデリックなのに叙情的で、いかにもケリー。奈良遷都1300年で剛くんが作ったデジタル曼荼羅のような映像に、今までのE☆Eのモチーフ、桜とか雨とか空とか嵐とか龍?とかがちょいちょい出てきます。ドキドキがピークだったのと、位置的に角度が微妙だったので、記憶が曖昧です…。
・ステージ上にロゴの電飾。光り方によって最初「ENDLICHERI」なのが途中から「ENDRECHERI」になる。
・うわー、ほんとにENDRECHERIだ。うわー。うわー。
・音楽がE☆Eのメロディーになると観客がクラップ。あああはじまるるる!!!! 

 

(前半) 

・幕が落ちて、1曲目は①『FYBRID FUNK』。きゃあああああああ。かっこいいいいいいいいい。
・続けて②『MusiClimber』。凄い。ケリー凄い。ケリーかっこいい。ファルセットがセクシー!!
・ノンストップでそのまま③『Crystal light』。ここの繋ぎのギターが凄くいい。ああもうかっこいい。音めっちゃいい。
・そのまま④『YOUR MOTHER SHIP 』。ひえー。かっこいい。みんなかっこいい。

・この4曲、かっこよすぎてかっこよかった以外の記憶がないです。演奏もボーカルもケリーの動きも、全部めちゃくちゃかっこよかったです。あっという間でした。1曲目とかマジで覚えてない。圧巻のかっこよさで、とにかくかっこよかったです。
・『Crystallight』の「逝く水」とか「愛を濾し」とかのとこで、マイクスタンドに跨ったり腰回したり、会場をエロく煽ると大歓声。わあケリーだ。やっぱこれ、ダブルミーニングっていうか生と性というか、エロ詞やったんか。
・『Crystal light』の間奏。スティーヴさんのプリミティブなパーカッションソロから、コーラスが「噴いてばむばむ」をスキャットみたく繰り返す流れがやたらかっこよかったです。時々ケリーが「ハーイ!」とか合いの手入れてもうかっこいい。「ばむばむ」の時に煽られたけど、こんなレベル高いとこに入って行くの無ー理ー。
・ベースがかなりフィーチャーされていたアルバムですが、ライブになると他の楽器もがんがん来てて、いかにもライブ!かっこいい。
・緊張とか不安とか、そういうのオーディエンスにもあったと思うんですよ。正直、私めっちゃ緊張してたんですよ。泣きそうだったんですよ。もう全部ふっとんで一気にわーっとなりました。
・ケリーはハイネックで袖がなくて裾が斜めでひらひらがついててゆるっとしたAラインの黒のトップスに、紫の短パン。赤紫と青紫のツートーンにカラーリングしてENDRECHERIのロゴをプリントしたヘッドホン。最初サングラスで、2曲目か3曲目で外してました。外すと場内大歓声。

 

(MC-1)

・まったりボケ倒す剛くん。曲とのギャップ凄い。
・竹内さんとの思い出とかSWING-Oさんのこととか新メンバーの紹介とか。「牛じゃねーし」とか。
・MCはまた別に書きます。

 

(中盤)

・とにかく剛くんらしいディープなSET-2。『HYBRID FUNK』を聴き込んで、キュートなエイリアンとのステルスラブテレシンパシー気分で来たオーディエンスを宇宙の深淵に突き落とすスーパーshamaタイム。

⑤『去な宇宙 』。緑の三角錐のレーザーの中で歌うケリー。宇宙のイメージ。シャボン玉がサーっと飛んできて涼しい。ライブはアルバムと印象が違って、歌詞とステ様のシャラララ~が印象的でした。直前のMCでのセルフ楽曲解説もあって、奈良は天川の濁流に佇む巨石の情景が頭に浮かびました。
⑥『Believe in intuition 』。2016年平安神宮のアレンジ。琴とか和楽器風のシンセ音がばんばん入る。ホーンも入る。エレキも入る。コーラスも入る。めっちゃ重いテンポに、エフェクトをばりばり効かせてふわっとしたケリーのボーカル。どんどん展開していく演奏に、同じ歌詞のリフレイン。間奏の恵子さんのコーラスがめっちゃかっこいい。最後は圧倒的なギター。凄くよかったです。歌詞にある「Be re born」は今回のLIVE、END「RE」CHERIにも通じる選曲でしょうか。
⑦『Nippon』。同じく平安アレンジ。出だしのシンセがかっこいいやつ。曲順も同じな気が。これでもかってほど重いんですが、ロックっぽい分かりやすさもあって聞きやすいです。
・神秘的な平安神宮の野外ではなくライブハウスで聞く平安FUNKは、独特なんですが踊ることもできてFUNKでもあり、水槽の中に沈んでいくようでした。

 

(MC-2)

・今回のアルバム制作の話とか。ライブ構成の話とか。多聞くんの話とか。

 

(さらに中盤)

⑧『SANKAFUNK』sankaku登場。かわいいいいい。
・序盤はどっしりしたテンポで、踊りやすいFUNKだったんですが、終盤の「サンカサンカサンカファンク」の繰り返しのとこで、ケリーと渉くんでぶわーっとBPMをあげていく。最後はめっちゃハイテンポ。めっちゃ楽しい。会場中笑顔になる感じ。
「トライア~ンゴ~」で手で△を作って掲げる会場。自分でやらせといて、フロアを埋め尽くす△にちょっと笑いを堪えるケリー。(「新しい宗教みたい」byケリー)
・会場が盛り上がり、この曲もライブの定番になりそうでした。
⑧『舌VENOM』sankakuがボーカル。口が、△やら長方形やら3(ちゅーの口)になってかわいい。
・サビからケリーも参加してデュエット。この曲のsankakuのボーカル、めっちゃガンガンきてるじゃないですか。毒のある歌詞をかわいさで覆いつつも、アッア~とかキュ~ッとか言ってセクシャルで、尻尾が見えてる感じで。でもこの日のここのケリーはクールに歌ってたんで、気持ちよく人が熱唱してたらサビのおいしいとこだけ乱入してくる歌の上手いイケメンみたいになっていた。

 

(まだまだ中盤)

⑨『Ancient fish 』。ケリーのテーマみたいな歌詞と緊張感のあるサウンドから、これがOPかなあとなんとなく思ってたのですが、中盤の核でした。ここのケリーのボーカル凄くよかった…。
・間奏で、ギター→ベース→Key→ドラムス…という風に、パート毎に見せ場をまわしていきます。パートとパートの合間にコーラスの「エンドッリッケリッ」が入る。
・このバンドの演奏聞くの、本当に久しぶりなんだ…と実感してちょっとホロっと来ました。
・ケリーはベース。渉くんの方を向いて弾くんで私の位置からは完全後姿。めっちゃ楽しそうな背中がかわいい。うなじもかわいい。渉くんと弾くケリーのベースはねっとりセクシー。渉くんのベースがセクシーなのは言わずもがな。
・新しい鍵盤の小林さん。ソロでプレーンな演奏すると超上手い。音がおしゃれです。和楽器とか電子声とか変わった音がばんばん入るのが剛君のライブで、そこも担ってらしたんですが、その入れ方とかアドリブっぽいとこもなんともクレバーな感じで、見た目は若い感じの方なんですが多彩。
・ドラムスの山崎さんは、力押しのパワープレイじゃなくてバランスが素敵で、でもちゃんと主張してて、ほんと、今の若い人ってみんな上手い。MCでイケメンだとイジられてましたが、ドラムもイケメンでした。
・見せ場が一巡したところで竹ラップ。わーん。竹ちゃんが何言ってもオーディエンスがレスポンスを返して「そこは返すとこじゃねえw」とラッピンしながらダメ出しされるくらい盛り上がる。面白かった。自分の記憶力どうなってんだろうってくらい覚えてるので別に書きます。
・かわ島さんソロ。かわ島さんのサックスは泣けます。ほんと大好き。
Tigerさんソロ。ソウルフル!声量凄い!超かっこいい!会場大歓声。

 

(怒涛の終盤)

・ギターに持ち替えたケリーのカッティング。聞き覚えのあるフレーズに変わって⑩『Blue Berry』だ!となった途端会場大歓声。
・歓声に応えて「ダッダッダッダッ」のところで、しゃあないなあという感じでギター弾きながらちょこっとおしりふってくれるケリー。めんどくさそうなとこもまたエロす。どんなにちょろっとだろうと、エロには律儀にひゅーひゅー歓声あげるオーディエンス。
・ボーカルラインがキーを下げてUKロックっぽいメロディーになってました。
【「見える→よな気→が~した↓」
 「見える→よな気→が↑した↓」←最後だけ。「が」が!ちょうかっこいい!】
という格ゲーのコマンド入力のような殴り書きが手元のメモにあるのですが…???思い出せない。
・ジャンピングタイムの最後、ラストの合図で会場がうわーっとなるとこほんと好き。
・アウトロでホーンセクションが『くにのうた』のイントロを入れてきて場内大歓声。ああこれ大好き!

・そのまま演奏が途切れて、このまま『くにのうた』?と場内がシーンとなったところで渉くんが「ングゥウッ」みたいなシャウト(?)でキューを出す。「えww今のなにwww」とつっこむ間もなく、一気に⑪『I gotta take you shamanipponに突入。オーディエンス悲鳴。かっこよかった。もっかい聞きたい。渉くんのシャウト(?)ももっかい聞きたい。
・この曲を聞くと去年の夏にSNSに投稿されたTFASの「きっとよくなる」の動画を思い出してちょっと泣きそう。
・スティーヴさんのパーカッションから、色んなパートが前に出ながらの「I gotta take you shaman!nippon!」のリフレイン。
・これも平安アレンジで、間奏でちょっと『Tu FUNK』が。ああもう、凄い。盛りだくさん。このへんのテンポ感凄かったです。

・あー盛り上がったと思ったら続けて⑫『Chance Comes Knocking.』。イントロから悲鳴。
・「ハイヤー」のケリーとオーディエンスの掛け合いがハイテンポ。ケリーは「Higher~♪」ってめっちゃかっこいいのに、私が返すと「はいやっ!」「はいやっ!」って一世風靡セピアの「ソイヤ!ソイヤ!」みたいになって笑いが勝ちます。ちょっとケリー助けて。
ハイヤーしながら「もっともっとパワーを」とか「宇宙と一つになって」とか、元気玉を作る悟空のような台詞でオーディエンスを煽るケリー。

・終盤、畳み込むような大音量の流れになるとケリーのボーカルがちょっとキツそうなとこもあったり、自分の声でも大きな音は厳しいようで、声を張ろうとして張れないみたいなところもあったのですが、違和感やネガティブな不安を押し流すこの会場の雰囲気は、なんというか、愛でした。あと、とにかく音楽のかっこ良さ。そんで剛くんはやっぱ上手い。ほんと上手かったです。

・剛くんのバンドメンバーはみんな個性的で強者揃いというけれど、バンドとしても本当に素晴らしくて、メンバーの誰かが本調子でなくても成立していて、その「誰か」が「堂本剛」でも成立してる。ほんといいバンドだなあとしみじみ。どんどん剛くんの理想形になっていっているような気がしました。

 

(ラスト)

・本編ラストかなあと予想してたバラード⑬『シンジルとウラギル』はやはりそこ。
・凄くよかったです。
・でもhigherタイム直後で、インターバルもほぼなく続けてきたもんで、汗ふいたり水呑んだり余韻でポーっとなったりで、前半とか全然頭に入って来なくて、なんていうか、あれ、賢者タイム。もう1回聞きた過ぎる。
・サクッと切り替えてムーディーに歌うケリー。ちょっ切り替え早。笑
・最初のサビで「シンジルとウラギリの」って歌ったような。そう聞こえただけかもですが。
・バンドと一緒にハケるケリー。
ハケるの早い。そんで出てくるのも早い。体感2、3分で出てきました。

 

(アンコール)

・みんなツアーTに着替えて登場。
・ケリーはTシャツをリメイクしてて、袖を落としてサイドにザックリドッキリ切れ込み。脇も二の腕も全開でふぁー!にのうでまぶしい!むちむち!腋毛!そこ意外目がいかない!あと横腹!足も!
・着替えいれたらほぼ休憩してないと思う。
・でもトイレはちゃんと行ったらしいケリー。「トイレちゃんと行ったー!?」との客席の声に「行った!」。
・会場のそこかしこから「にのうでー!」とか「にのうでかわいー!」とか「にのうで見せてー!」とかの声がかかる。嵐のようなセクハラ歓声と、舐めるようなストーカーチックな視線に、軽く説教モードのケリー。下を向くしかないわたし。
・セトリの話とか。竹ちゃんの披露し忘れたMCネーム、MR.WHOの話とか。

・曲は(En-1)『PINK』。新アレンジ。
・ポコポコしたパーカッションからスタート。コーラスがガラっと変わってました。曲調もギターロックからキーボードメインの多国籍な感じになって、情報量が多い凝ったアレンジでした。こういうの何ていうんだろう。
・出だしの方とか、歌いづらそうな感じもあってケリーのボーカルが埋もれがちだったりもしたんで、気合入れて聞きました。
・AメロBメロサビ、そして2コーラスと繰り返すポピュラーな構成なのに、アレンジでどんどん違う展開になっていく。ホーンセクションが入って明るく開けていく間奏が救いのような雰囲気で、ケリーのボーカルも落ち着いた距離感があって、『si:』の頃の『PINK』が進行形の痛みだとすると、また別の視点からの歌になっていました。

 

(セッション)

・最後はもちろん(SP)『FUNK SESSION』
・「パーパパパパパパッパッパー/ダッダッダッダッダッダッダーの繰り返し」(手元メモより…えぇぇ……)
・ケリーはギター。ケリーだからストラトに戻してくるかもと思ってましたが、shamaギター(剛くんのオリジナルギター)でした。このギターほんと剛くんに合う。
・スティーヴさんのソロはドラム缶。耳を覆うジェスチャーで、ケリーにちょっと離れているよう合図するスティーヴさん。渉くんのとこに行って、真顔で何やら耳打ちするケリー。長い。そして色っぽい。うひゃーとザワつく会場の空気で、ケリーが自分の演奏を見てないことに気づくステ様。お怒りのポーズのステ様と、気にしないケリー。その後も他のメンバーのところに行ってはひそひそを繰り返す。ああもう、かわいい。耳打ち後、他の人にも伝えるよう頼んでる模様。何か仕込んでるのね。
・もちろんステ様が本気出したらケリーもオーディエンスもそっちに釘付け。叩くという原始的な行為が音楽になる瞬間はなんとも盛り上がるし感動的です。
・ソロまわしの最後、ケリーのギター。めちゃくちゃよかったです。ブリブリでエモーショナル。大声で熱唱出来ない感情をぶつけるかのような、それでいてピュアな音楽への愛や悦びがが溢れてくるようなギターで、聞いていてこみ上げるものがありました。弾いてる顔もよかった。いい顔して弾くなあ。
・1回〆たと思ったらもいっちょ行くケリー。わーい。

・突然、演出照明が普通の照明に。音もなんだかバランスが崩れてザクザクした感じになったのですが、そのまま普通にセッションを続けるステージ。グルーヴが途切れることはなく、ケリーも気にするそぶりもなくギターに没頭。(何かあった?)と思いつつそのままノるオーディエンス。後で判明するのですが、9時になったので電源を落とされたそう。もちろんわざと9時を超えたケリー。ああ~そういうのいいなあ。
・ギターもベースも、アンプの電源は入ってたんですが、スピーカーが落ちてたんでしょうか?アンプだけであんな聞こえるの?よく分かっておらず、電源落ちてうわーってのは味わえませんでした(笑)。素人のかなしいとこです。

 

(挨拶)

・みんなでステージに並んで、ケリーの〆の挨拶。
・マイクが使えないので、ステ様が拡声器を持ってきてくれる。
・拡声器で挨拶をするケリー。声張らないので最初の方全然聞こえない(笑)。「9時まわったら電源落とされるの分かってたんですけど…」「そのままやっちゃいました…」とかボソボソ言ってる。
・ライブハウスで転がしのプロンプターだかスピーカーだかに片足かけてメガホン型の拡声器でクールな表情。すごい。なにこれ。完璧。
・最後メンバー紹介。
・ケリー「ミスタ~」、観客「フー!!!」で〆。

 

・退場アナウンスもsankaku
・語りたいこと伝えたいこともりだくさんなケリーからの愛のメッセージ。
・最後にsankakuが「ちゅっ」としてくれる。かーわいいー。

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