KinKi Kidsの新曲が、10月スタートのアニメ『タイムボカン 逆襲の三悪人』のOP曲となることが発表されました。光一ソロ、剛ソロ、KinKiと3パターンあって、剛verのOAは11月からです。
なんとも急な発表になんやかんやと大人の力を感じないでもないですが、前シングル『The Red Light』から2作続けてタイアップ付きで気合が入ってます。さすが20周年。
と、普通に書き出してみましたが、実際は不安が大きくボーっとしています。
剛くんが突発性難聴になって3か月。
もう新曲の話を聞くことになるとは本当に思っていませんでした。
芸能界のスピードは早い。
剛くんのボーカルはここ数年、母音の滑らかさや倍音の響きを強く意識していたように思います。マイクによっては相性が悪かったり、PAスピーカーを通すと音が変わったりすることもあって、CD、TV、ライブと歌い方を変えていて、「剛くんって感覚派だとか言いながら理論派でもあるよなあ」と感じていました。それはクリスタルについても同様で。石を通して変わる微妙な音の変化を楽しみながら、とても重視していました。
左耳で中低音域が聞こえず、右耳も以前に比べて聞こえていないという今の剛くんには、どういう風に自分の歌声が聞こえるんだろう。
倍音が響くということは、聞こえない音域がある彼にとってバランスをとるのが難しいことでもあるような気もして、考え出すと不安と緊張で祈るような気持ちになります。
何よりも、剛くんが歌うことを楽しめているのか、それが一番不安で怖い。
とはいえ、私が悩んでも全くもってどうしようもないことですし、11月の剛verを聞くまでには落ち着いて、どーんと構えていられるようになりたいです。
こういう世間のスピードに戸惑う時は、奈良に歩いて帰るあの番組が恋しいです。
『堂本剛のやからね』(MBS/不定期放送)。
普通の町を普通に歩いてTV的なことが何も起こらないという、ある意味スリリングな展開に準レギュラー陣とスタッフが一丸となってオモシロネタを探すなかで、剛くん本人はいたってマイペース。奈良に着くまで終わらない。大阪の毎日放送からスタートして3回放送してもまだ大阪市内をウロウロしててめっちゃ面白いです。
歩いて移動すれば人の生活を感じられる。
馬に乗れば自然を感じられる。
しかし自動車の速度では何も感じられない。
宮崎県の西都原考古博物館の展示パネルにこんな文章がありました。毎度のことながらうろ覚えのニュアンス引用。
音楽の仕事に復帰していく剛くん。
数ヶ月前に歌入れもしている様子だったENDRECHERIのアルバムの作業も、再開していくのかもしれません。
ずっと楽しみに待っているから、焦ったり、急いだりしないで欲しい。
剛くんのペースで自分の音楽を作って欲しい。
たぶんきっと、色んな意味で、道は長い。
私の願いは、剛くんがかわいくて、健康で、幸せで、マイペースに歌っていて欲しいということです。
現状で120%実現しているのは「かわいくて」ということしかない気がします。
もう「かわいい」はどうでもいいので、残りの3つが叶うといい。
ずっと健康で幸せでマイペースに歌っていて欲しい。
ああーやっぱりうそです!今のなし!強がりました!やっぱり「かわいい」もお願いします!
ほんっとすみません…。
※私は何に祈っているんだろう
【平癒祈念】