HIGE DE BOIN

堂本剛ファンブログ

二人っていうくらい、微妙な関係はない

二人でいれば混然としていられるのだが、人目にさらされるとそうは行かない。
二人っていうくらい、微妙な関係はない。
それは他の誰かが、「あいつこう言ってたよ。」というだけで、余裕でグラつく関係じゃないかと思う。
そして二人でいる人達にすかさず貼られるレッテル「仲が悪い」。
オーケー。世の中のすべての二人組を代表して言っておこう。
「お前らに言われる筋合いはない。」以上。

これは、ホロ甘酸っぱい少女時代の思い出の雑誌『Olive』に連載されていたパーフリショーケンこと、元フリッパーズ・ギター小沢健二さんの「DOOWUTCHYALiKE」の文章で、こう続きます。

二人、というのは微妙である。
男同士の場合(女同士であったことがないから判らない)、あまり話が通じてしまうというのも考え物で、微妙な気恥ずかしさみたいなものが発生したりする。
本当に親しい友達とは、大勢で居る時には意外に話さなかったりして、他人を反射して話をしたりして、二人でいると突然変に盛り上がったりして、そういうことは結構面白い。


去年の年末、実家の押入れを漁っていて出てきた1997年の雑誌の切り抜きです。
当時の私は中学生。

なんでこれを切り取っておいたのかは覚えていないけれど、たぶんKinKi Kidsを連想したからじゃないかと思います。たぶんだけど。
引用した部分の前で小沢さんはフリッパーズのことを語っていて、当時それが珍しかったからかもしれません。

なんにせよ、10代の自分がしたことというのはなぜこんなに恥ずかしいんでしょう。ぬあー。


今、この文章を持ち出したのは、もちろん8/27の『関ジャム』(EX)を見たからです。
というか、先週その予告を見たからです。
KinKi Kids、20年目の真実。

剛「光一と例えば友達でもないし、時間を凄く共にしたわけでもない」

つよっさんは「今」を大切に生きる人だけど、忙しすぎた10代20代の記憶がほとんどないってよく言ってるけど。
でもでもそりゃあ忘れすぎです、つよっさん!
おつよし様ってばえらいこっちゃとあわあわしつつ、そういやなんとなく良さ気な文章があったなと引っ張り出しました。

そして本編
光一さんが、自分はKinKiの曲を作る時にまずは「剛くんにこのメロディを歌って欲しいなと思って作ってる節がある」という話、それは剛くんも同様で光一さんを思って作詞をしている部分があるという話、そして剛くんには自分なりに思う光一さんの魅力があるという前置があって。

剛「それは世間の人からすると、光一と例えば友達でもないし時間を凄く共にしたわけでもない人やから、結構賛否両論になると思うけど、時間を随分と共にしてる俺からしたら、めっちゃおもろいのになというのがあるやんか」

えっと、友達じゃないし時間を共にしてないって、つまりわしらのことっすか!

盛大に釣られました。テレビってテレビって…。
あわあわした無駄な数日間。つよっさんすみません。
意味のない備えでしたが、予告見て先走って下書きしてたんでもう公開します。
小沢さんのこの文章かっこいいですし。

二人は微妙。ほんとそう。

でもだからこそ、外野は二人の間に何かを見たがる。分析したがる。語りたがる。煽りたがる。あわあわする。

「お前らに言われる筋合いはない。」
それが分かっていようとも。

 

『関ジャム』本編ですが、ファンからすると目新しい話はなかったものの、普通におもしろかったです。
堂本さんたちのドライな表情の距離感と座り位置の距離感のギャップは、毎度のこととはいえなんともアレです。アレですけど突っ込みませんよ。友達じゃないし。

つよっさんは、前半の色々な人がKinKiを語ったり、光一さんが語っている時は大人しく頷くだけで、「KinKiらしさは特にない」と、いつもの“他者は分析したがるけれど二人で何かすればそれがKinKi Kidsになると僕は思ってます”というスタンス。

後半の個人的な話になるとエンジンがかかってました。

歌について、ギターやお芝居の話に脱線しながら話すつよっさんは(視聴者にではなく)その場にいる後輩に伝えたい感が溢れてて好きです。KinKiで出演していてもつよっさんがソロのことを語れるようになってきているのも、年月やファンの変化を感じて感慨深い。
そしてなにより髪がゴージャス!

でも、『HEY!みんな元気かい?』に関しては、光一さんの反骨精神の話も好きですが、真心ファンとしては当時のつよっさんが楽曲に惹かれて歌いたいと推してくれたエピソードも、一時期のつよっさんの真心フリークぶりと併せて捨て難いです。

古田新太さんのファンなので、古田さんとつよっさんの絡みもやっほいでした。
そう言えば昔、ステージで観客に向ける目が笑ってなくて冷めてるとことか、ちょっと似てるなと思ったことがあるんですよね。なんか、どちらのファンにも怒られそうですみません。私の中で古田さんは永遠の二枚目舞台役者です。


蛇足ですが、私は中学時代に『Olive』を買っていましたが、高校になると『CUTiE』に移るような節操無しでした。
今ではオリーブ少女の面影もキューティーガールの面影も全く残っていないことは言うまでもありませんが、連載されていたコラムや漫画は未だに印象に残っています。

ちなみに『Olive』では、「部屋で飼いたい男の子ランキング」とかいう謎のランキングで剛くんが1位になっていたことも強烈に覚えていたりして、オリーブ少女の中にマニアックな剛ファンがいたのは間違いないようです。

今もいたりするのでしょうか。



【平癒祈念】