HIGE DE BOIN

堂本剛ファンブログ

仕切り直し

サマソニ大阪から帰宅です。
暑かったけど楽しかったです。
昨日は同行した友人とまったりと…じゃなくて疲れてぐったりとしながら色々なバンドのDVDを見てゴロゴロしてました。休みをとっててよかった…。

もちろんTU FUNKのDVDもガンガン見ました。
やっぱりかっこいいなあ。
剛くんの音楽がフェスで鳴る夏を楽しみにしています。
それまでにもっと体力をつけなくては。

 

■仕切り直し

先日ちらっと述べたように、剛くんを巡る報道へのグチをタラタラ書こうと思ったのですが、サイゾーの記事に反省してなかなか更新できませんでした…。
ハタから見るとPV数稼ぎのいいネタなのかと思うと辛い。

ただ、どうしてジャニーズ事務所はサイト等で公式コメントを出さないのかと思います。

イベント関連のキャンセルや払い戻しのお知らせ以外にファンが読める場所に事務所のコメントはなく、初期のスポーツ新聞の報道に「事務所によると~」という、いつどこでどう発表されたのか分からないない記載があったのみ。

音楽番組やライブへの出演が軒並みキャンセルとなる事態があったにも関わらず、約2か月がたった今も、これからの剛くんの音楽活動がどうなるのか、休養期間はちゃんととれるのか、何も分からない状況のままです。

剛くんやKinKi以外にも応援しているアーティストはたくさんいますが、ここまでファンに対して何も伝えようとしない事務所というのは記憶にありません。

アーティスト本人にかかる負担を考えると、入院や病気の発表から経過や現状にいたるまでの全てを当人たちから言わせるのはやりすぎのように思います。

剛くんを応援しているなかで、所属事務所のスタンスにズレを感じることは多くありますが、ここ10年の剛くんの活動や彼の言葉を思うと、音楽以外の仕事しか出来ていない現状をもって彼が復帰したとは言えないし言いたくありません。
そこのところのズレだけはあって欲しくない。

剛くんのラジオがあって本人の言葉を聞く機会があるのが救いですが、モヤモヤとした思いは残ります。


剛くん関連に限らず、ジャニーズ事務所は何かが起こったときにサイト等でファンに向けてコメントを出すことはあまりなく、最初から最後までアーティストに直接語らせることが多い事務所だと感じることがよくあります。

それは事務所が黒子に徹することでアーティストの存在感を引き立てるためであったり、彼らの言葉を待つファンのためであったりもするのかもしれませんが、事務所が矢面に立たないやり方でタレントを守れていたのは、事務所のマスコミに対する強い影響力があってこそ、そして事務所がタレントを守っているんだというファンの信頼があってこそです。
今の状況では正直、どちらも厳しい。

PV数稼ぎの飛ばし記事なんかはもう仕方がないのだと思いますが、ミスなのかフェイクニュースなのか分からない報道が散見される一因は、事務所の沈黙にあるように思います。

何かを伝えるときに曲げてはいけない部分というのがあって、そこに曖昧さや保身が混ざると不信に繋がります。
それが今回の場合、剛くんの発症後の経緯だったり、入院前後の仕事量や、仕事を控えて安静にさせるタイミングだったりするわけですが、それら全てにおける事務所のチグハグな対応が、事態に対する当初の認識の甘さから来ているのであれば、ただただやり切れません。

そのことについての不信は個人的にもう取り返しがつかないところまで来ているのですが、それはまた別の話…。

 

反省とかいいながら、報道へのグチが事務所へのグチになっただけで全く自粛できておらず、このままではグチり系説教ブログになってしまう…と頭を抱えていたら、ロッキンフェスで、ももクロちゃんが剛くん提供の『桃色空』を歌ったという話を聞いて、なんだか心が洗われました。
人にプラスの感情を伝えられるって凄いことだなあ。


TU FUNK ALL STARSの人たちが次々に繋いでいく『"RE" habilitation』 動画にも泣きました。
どんどん繋がり重なっていく音楽。あのガン踊りの曲で泣く日がくるなんてもう。 
TUファミリーからの最強のプレゼント。
あの演奏の後に「きっと良くなるニャー」。
これ以上に元気になる言葉ってないです。


サマソニでも、剛ファンのお仲間さんを見かけたり、友人から剛くんがキャンセルしても例年に比べてチケットの値崩れ等がさほどなかったらしいと聞いて、ファンもみんなそれぞれ色々と考えて剛くんを想っているんだよなあとしみじみしたり。
そういうところって剛くんのこれからと無関係じゃないと思うのですよ。
出演で客が増えることと表裏一体とはいえ、フェスの性質上、キャンセルであまりにも客足が変わるようなファンのついているアーティストは、主催者側からすると呼びたくないと思いますし…。

そしてやっぱり一番色々と考えさせられたのは剛くんの言葉でした。
8/19のラジオ『Fashion & Music Book』で、早口になりつつも抑えたトーンで語っていた剛くん。

「祈ることしかできませんが」と言うファンのメールに対して、
「こういう風に思ってくれる人が人生のなかにいるということが一番、僕にとって幸せですよ。祈ってくれることが最大の僕のエネルギーだし幸せだなあと思います」
と話す優しさと健全さ。

フェスや平安神宮LIVEをキャンセルせざるを得なかった現状について、
 「(こういう風に迷惑をかけたくなくて発症翌日に診断を受けてから頑張ってみたけれど本格的な治療にかかれず)こうなってしまうだろうなということを思いながら(入院までの)最初の1週間を過ごして仕事していた」「こうなるだろうなということは決意していました」「自分の身体を犠牲にしてまで何かをするのがいいことなのかとか、今回色々考えました」
と落ち着いて語る冷静さ。

何度も「音楽」「ミュージシャン」という言葉を出す強さ。
所々でほんの少し透けて見える憤り。

最後は「皆さんもほんと気を付けてくださいね」と突発性難聴になってしまった時の注意点を述べ、リスナーを気遣う言葉で終わりました。

どんなに剛くんの状況に不安を感じても、剛くんは大丈夫だとファンが信じられるのは、やはり剛くんの周囲にいる人たちであり、音楽であり、何よりも剛くん自身の言葉で。

これで、私もいったん仕切り直しです。

 

しかしロキノン主催のフェスで堂本剛の音楽が鳴り、SNSYOU TUBE堂本剛の音楽が鳴るなんて。
事情を知らない人には何てことないことでしょうが、これってどっちもかなり革命的。

 

【平癒祈念】