HIGE DE BOIN

堂本剛ファンブログ

剛くんが退院したそうですが、言葉が見つかりません

昨日、剛さんが退院したと発表されました。

まだ完治には至っておらず、今後も通院治療を続ける予定とのこと。

仕事の都合が、特にドラマの撮影があるのでしょうが、本当に無理はなさらず、どうかどうか。ただただ回復だけを祈っています。

先日UPしたエントリを書いて消してと繰り返し。思いを書くというのは難しいですね。

 

■言葉について

言葉じゃ言えない気持ちに 動けなくなってしまう時も
怖がることなんてないの 今は明日へ続いてる
    -『The Night Before Your Birthday』/ビートルーズ

剛さんが10代の頃に作った歌詞の中で、一番好きなフレーズです。
初披露時の篠原ともえちゃんの歌声も、透明感があってとても素敵でした。

書くにしろ話すにしろ、歌ったり踊ったりするにしろ、誰かに何かを伝えるというのはとても難しいことで、表現を深く受け取るには、聞き手側にも知識や勉強や相性が必要です。それでも、剛さんの歌声は言葉にできない気持ちすら、聞く人に伝えられるように思います。お芝居をすれば、目が佇まいが雰囲気が、やはり言葉がなくとも見る者に何かを語りかけます。そんな、表現に対して天与の才がある剛さん。

クリエイティブな才能がない私は、心を揺さぶられる出来事や作品に出会い、言葉に出来ない気持ちが沸き起こると、どこかに自分の感情を表した言葉があるはずだと本棚を漁ります。家、書店、図書館。時にはネットも。

当然ですが、剛さんのこともKinKi Kidsのことも実際には何も知らないわけで、こうして改めて剛さんを思うと言葉が見つかりません。けれど私にはこんなに思い入れのある同時代の著名人は剛さん以外におらず、こういう事態は言葉も無しにはちょっと受け止めきれません。

一つだけ分かっているのは、今求めている言葉は、
「絶対に治るから大丈夫だよ」というようなものではなく、

「大丈夫ですよ。僕も怖いですよ」

だということ。
これは、東日本大震災の時、剛さんが電話で「怖い」「どうしよう」と相談してきた友人に言った言葉です。


剛さんはどうして、人に寄り添う言葉を知っているんだろう。

 

■7/1 音楽特番『THE MUSIC DAY』(NTV)

松潤と相葉ちゃんと光一さんで『愛されるより愛したい』。アイドルの笑顔って凄い。アイドルに力を持らえるってホントなんだ…と今更知りました。凄くよかった。

続いて光一さんソロで『Anniversary』。

こういう場面で『Anniversary』の2番のようなキザな選曲が出来るのも光一さんで、サビの一番美味しいとこで噛むのも光一さんで、翌日のWSで流れた演奏後のインタビューで「君らに俺らの何が分かんねん」と安定の笑いをとりながら凄くやつれた顔してるのも光一さん。

光一さんは、メディアに求められる自分を演じることを身上としつつも、感情の機微が表に出やすい人のように見えたりします。そんな光一さんの横にこの日いるはずだったのは、自分の思いを言葉でさらけ出すことに心を砕くくせに、筋金入りのポーカーフェイスの剛くん。

歌詞とかパフォーマンスよりそういうところに、そこにいない剛くんを感じたり。



【平癒祈念】