HIGE DE BOIN

堂本剛ファンブログ

ひとりボツ記事祭り③ ~剛くんのモミアゲと、女王の腋下のおん渦巻毛

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■前書き

書きかけのテキストは山のようにあれど、完全な時事ネタ以外はいつか形にできるかもと保存しています。いわゆる物を捨てられない女なのですが、これは完全に中途半端なボツネタです。

ZEPPフェスティバルホールサマソニ平安神宮、新譜、雑誌諸々に銀魂2と、この夏は剛くん三昧で遠征三昧で追いかけていたのに、どうして私はこう、どうしてこう。もう毛のことは書かないという戒めも込めてUPします。しかし時事ネタじゃないことばっか書いてるファンブログってのはどうなんでしょう。

 

■本文『もみあげとロン毛』(タイトル考えてなかったので投げやり)

その日、私は先月発売された『音楽と人』を読んでいてふと思った。


「あれ?剛くんモミアゲは????」


ん?と思ってバフアウトを見ても、ミュージックマガジンを見ても、ギタマガを見ても、サンレコを見ても、やっぱりない。え?いつから?こないだ行った大阪ZEPPでもなかったっけ?あれ?ていうか気づいてないの私だけ?

剛くんのモミアゲといえば、10代の頃に金田一少年でペタっと髪の毛を固めて貼り付けていたやつを思い浮かべる方もいるかもしれませんがそのことではなく、20代のはじめに剃刀で逆剃りしたりという本人の努力が実って出来た顔の横の毛のことです。

本人からしたら知ったこっちゃないと思いますがファンからは概ね不評で、「それはモミアゲってよりヒゲの剃り残しじゃあ…」など散々な言われようでした。(陰で)

ルパン三世やジミヘンのようなスタイルを目指しておられたんだと思いますが、どこかワイルドとは違うそのモミアゲに、剛くんの顔面を持ってしても本人にとって理想通りとはいかないものなのかと、この世のままならなさを感じる象徴でもありました。

私も最初は戸惑ったものの、「剛くん顔よく洗った方がいいよ、苔はえてるよ」というスタンスでいるうちに数年がたちどうでもよくなったのですが、顔の横に毛のない剛くんとかいつぶりだろう。え?十数年ぶり?いつから?もしかしたら髪切った時から?ってことは3か月前?なんでこんな日々舐めるように見てるのに(やめんさい)気づかなかったんだ。とりあえず、剛くんの髪型が変わった時から見て確かめてみようか、そういやブンブブーン未見が数か月分たまってるし…と考えてハタと気がつきました。


ついに、剛くんのロン毛が失われたという事実と向き合う時が来たことに。


そうです。実は向き合ってなかったんです。

いや知ってたんですよ。髪切ってることは。何言ってんだといわれそうですが、もちろん知ってたんです。毎日見てますし。なんかニューヘアすごいイケてますし。ロン毛は好きすぎましたがそういう意味じゃない。今度の髪形も好きすぎる。ああいううなじを出してる髪形、後頭部の形の良さもあって剛くんほんと似合いますよね。

そんなニューヘアは凄く素敵でうひょうひょ見てるんですが、それとロン毛じゃなくなったことはリンクしてなかったんです。ほんとに何を言ってるんだって感じですが、あのロングヘアーの剛くんもどっかにいるんでしょ?もういないとか、そんなバカな話ってないですよね?バカは私か。でもでもでも。

だって、なんかすっごい象徴的じゃなかったですか?

突発性難聴になった時、剛くんの髪は長くて。

去年の活動がキャンセンルになっていくなかでもずっと長くて。あんな苦しそうだった年末のキンキコンも、その前後のキンキの活動でもずっと長くて。

それを、ENDRECHERIのREスタートと共に切って。

しかもあんな風に新曲のPVで。そして一気にアルバムを出し、ツアーをして、初の夏フェスも決まって、奉納演奏も決まって。

剛くんが変わったわけでもないのに、髪を切ったことで、何か切り替わった気がする。そんなことは何もなくて、何も変わっていないのに、髪を切ることで何か終わったような、何かが落ちたような気がする。そんなことはないのに。

とりあえずニューヘア初めてみたのいつだっけかと思い起こすと、ネットで拾ったやからねのロケの目撃写真。

 

******
えっと、ここで終わりなんですが、オチがつかないのでおまけ。

 

■おまけ『腋下のおん渦巻毛』

どこのだったか7月末のENDRECHERIツアーライブで、「速報・腋毛がない」とのレポをツイッターで目にして錯乱し、まあまあの長文を書きました。翌日「誤報・腋毛は健在」との一報を見て我に返り、自分が文章を書きたくなるスイッチの在り方にしみじみと引きました。

その文章は探してもないのでたぶん消したんだと思うんですが、剛くんはともかく、若いジャニーズの人たちのアンコールでおっぱい丸出しで出てくる上半身裸文化はロックなのか体育会系なのかMY●JOの呪いなのか、そろそろやめた方がいいと誰か本気で忠告すべきではないか、それにしても剛くんの腋毛はどこにいったの腋毛を返して腋毛が腋毛で腋毛毛毛毛という、本当に自分を見失った文章でした。消してよかった。

しかしながら、夜中に本棚を漁ってこんな詩までひっぱり出して来たエモくてキモい情熱は我ながら目を見張るものがあるので、これで〆たいと思います。どっかから名句を引用してきたらそれまでの下らなさがチャラになると考えるのは私の悪い癖です。

しかしこれ、腋毛をスネ毛に読み替えたらまんま剛くん(とオタク)だな…。

 

「女王の御代 これより朗ほがらに
 大御心 ひらけ浮かれて
 歌宴して 舞ひ給ふとて
 腋下の おん渦巻毛
 ことごとく 抜かせ給ひて
 かの虫に あたへ給ひぬ」


夢野久作髪切虫』)

 

 

夢野久作全集〈3〉 (ちくま文庫)

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夢野久作はこのHNのネタ元でもあったりして…